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Into Herself〜アフガニスタンの生きる力
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これまで、世界の紛争地や災害の被災地など、人々が死に直面した「極限の地」で主に女性に焦点を当てて、撮影活動を行ってきました。周囲をホッと落ち着かせる笑顔、家族に対する包容力、男勝りな逞しさ・・・。普通の女性たちが人々の内面、そして社会を支える大いなる力になっています。
2002年からは、タリバーン政権崩壊後のアフガニスタンをテーマに取り組みました。タリバーン政権下の女性たちは、ブルカ着用を義務づけられ、学校教育や就労も叶わず、そのほか数々の制限を受けていました。しかし政権崩壊後、時代は一変。内戦で働き手の夫を失った代わりに自ら生計を立てるため働きに出たり、キャリアーを求めて社会復帰したり・・・。束縛から解き放たれた女性たちは、大きな意欲を持って歩み始めました。アフガニスタンは、短期間のうちに大きな変化を遂げています。
一方、厳しい現実があるのも事実です。貧しさのあまり、路上で物乞いをする女性たちの細腕が、私に向かってくることも珍しくはありませんでした。
どのような境遇であろうと、毅然と生き抜く人々に、私は強く惹かれます。なぜか目は鋭く輝き、むしろ生き生きと、より人間らしくも見えます。自らの体験を通じた死生観から、生命の尊さを重んじている一面もあるのでしょうか。
人間どんな逆境に立たされたとしても、国境や人種など関係なく、希望を失うことなくポジティブに生きたいものです。それはむしろ、平穏な土地に生きる私たちの方が、日頃忘れがちなことのようにも思えます。
アフガニスタン
人口:1,880万人
面積:約65.2万km²(日本の約1.7倍)
首都:カブール
民族:(人種) パシュトゥーン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人等
言語:パシュトゥー語、ダリー語(ペルシャ語方言)
宗教:イスラム教(主にスンニー派であるが、ハザラ人はシーア派)
2001年12月のボン合意以降、合意に基づく暫定政権の設立等、和平プロセスは進展中。
6月11日から19日までアフガニスタンにおいて開催された緊急ロヤ・ジェルガにおいて、カルザイ暫定行政機構議長が移行政権大統領に選出され、移行政権の主要閣僚が承認された。
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