 |
|
|
|
|
ゴビ砂漠の一部、テンゲル砂漠でのある日。砂嵐だった。
舞い上がる砂が刺すように身体を打ち叩くので、目を細めながらに撮影。
その傍らで、アラシャン盟の副盟長、呉精忠さんが、この砂漠を「赤い龍」に喩えて、龍に飲み込まれてしまった村々があること、そして砂漠化との闘いについて力説した。
視界を塞ぐ、この細かな砂。黄砂として偏西風の吹く季節には、海を越えて日本へもやってくるのだろう。僻地での森林伐採や砂漠化など自然破壊の拡大はその周辺地域に留まらず、アジアの広域にて脅威をもたらしている。
黄砂の増加がいわれる今、日中の技術協力下において緑化活動のため、少数民族地域の経済発展、および地元民の貧困緩和を含めて、様々な試みがなされている。四川省の山岳地帯では失った森を回復させようと、内モンゴルにて拡がる砂漠に歯止めをかけようと、あるいは都市部でも、緑化重点化への期待は高まっている。
年々急激な経済発展を遂げながら変貌する社会、そして人びと中心の利便な暮らしの背景において、今後はより多くの人々との連帯とともに、さらに身近に考える必要性があるだろう。
その先にある地球温暖化、ヒートアイランド現象等の問題が既に深刻化しているのだ。
育む緑化の傍らで生きる人びとの姿に焦点を当てました。
|
|
 |
中華人民共和国
人口:13億1,448万人(中国国家統計局2006)
面積:960万km²
首都:北京
民族:漢民族(総人口の92%)及び55の少数民族
言語:漢語(中国語)
宗教:仏教・イスラム教・キリスト教など |
|
|
|
|